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ひとは一人、だけどつながっているんだな

人間って、不思議ですよねー。

痛みとか苦しさって、自分のものじゃないですか。嬉しいのも楽しいのも自分のことですし。
なのに、大勢の人や周囲の人が幸せそうにしているのを見たり聞いたりすると、こちらまで嬉しくなって、幸せな気持ちになります。自分の大切な人ならなおさら!大切な人が幸せそうだと、心から「ああ、良かった。ありがとう!」と何かに感謝すらしたくなりませんか?
私は年齢を重ね、気付いたらもうそんなことばっかりで。毎日涙が出そうにありがたいことばかりです。

そして、その逆も。
大勢の人、周囲の人が苦しそうだったり、悲しそうだったり、辛そうなのを見聞きすると、こちらも胸が苦しくなって、息が詰まる感じや気持ちが重くなります。ましてや、大切な人がそうだったら、、、もうなんとかしてそこから出してあげたくて、でも何もできなかったりしたら、自分の胸をかきむしりたくなるほど、苦しくなって、、、酸欠になる。
最近はそんなことも多くて・・・(ニュースが怖いです。慣れないと辛いけど慣れるのも怖いです。)

人間はそれぞれ別々になっている気がしているけれど、実際は互いに境目なんて無くて、つながっているんですよね。最先端科学や物理学が宇宙のはじまりやnanoサイズの研究で”境目がない”って証明してくれているし、時間や空間ですべてがつながっているっていうのも明らかにしてくれています。
別々の魂で形作られているからみな同じ人間ではないけれど、互いに目に見えないレベルで交流が行われているんです。だから自分以外を大切にすることは、自分を大切にすることだし、自分を大切にすることは、自分以外を大切にすることにもなるんですよね。
一人だけど、一人じゃないんだなー。
よかった、ひとりじゃなくて。